本日の撮り。5月といえばゴールデンウィーク。旅行にはほとんど行かない我が家ですが、少し遠くにまで足を伸ばしてみた日もありました。初夏といえる陽気だったため、水遊び場は子どもたちに盛況。日が傾き始めてもなお多くの子どもが遊び続けていました。反面バテ気味だった僕が、何気なくシャッターを切った1枚が意外にも良い雰囲気で撮れていました。6月もすでに真夏日が続出しており、今年も猛暑に悩まされそうです。
2025年5月の家計簿が締まりました。6月も後半に差し掛かる時期の報告になりましたが、家計簿アプリの記録をもとに5月の支出実績を振り返りたいと思います。我が家では、毎月の平均的な支出を基準に「家計ベースライン(=基本生活費)」を設定しており、実際の支出とこのベースラインを比較することで、直近の支出トレンドや家計の健全性をチェックするようにしています。また、我が家は夫婦+子ども2人(小学生・保育園児)の4人家族です。
支出の実績値は59.3万円。特別支出の影響で2か月連続で家計ベースラインを超過
2025年5月の家計(支出)の実績は以下の通りでした。家計簿アプリに記録した日々の支出をもとに、アプリが自動で集計してくれたものをグラフ化しました。なお、各数値は1,000円未満を切り上げ、端数を丸めています。
月全体の支出は59.3万円。我が家の家計ベースラインである49.5万円と比較して、9.8万円のオーバーとなりました。費目ごとに上下がありましたが、5月は「特別支出」による上振れの影響が大きく、大宗を占めています。
特別支出は、妻が遠方に住む友人の結婚式に参加したことによるものです。長距離移動と宿泊を伴ったため、それなりの金額となるのはやむを得ないといえます。また、その他の費目についても、上振れ・下振れしているものがあるため、次章で具体的に分析していきたいと思います。
費目ごとに分析。特別支出の計上が家計ベースライン超過の主因
続けて、費目ごとに実績と家計ベースラインとの差額を確認します(単位:万円)。
- 食費9.0万円(-1.0)
5月は外食がほぼなかったため、家計ベースラインを下回る結果になりました。しかし、その差はわずか1万円であることを考えると、食料品の高騰はかなり影響が大きいことがわかります。日々の節約以外にも、三菱UFJカードの最大20%還元といったお得な制度を活用し、少しでも負担を軽減していきたいと思います。 - 趣味・娯楽費2.0万円(-1.5)
意識的に節約したつもりはありませんが、電車や自転車で行ける範囲のちょっとしたイベント参加やおもちゃ代が主だったため、家計ベースラインよりも低く収まりました。家計ベースラインを下回る月も多いため、金額を見直しても良い気がするものの、大人の買い物があると一気に膨らむ費目です(僕の場合、カメラやレンズを買えば10万円単位の出費です)。要否は少々検討したいと思います。 - 交際費2.2万円(+1.7)
僕と妻それぞれが個人的な付き合いで参加した懇親会、つまりは飲み代が主です。お互い、独身時代や子どもが産まれる前はより頻度高く飲みに行っていたことを考えると、今回の家計ベースライン超過はたまの”息抜き代”としては妥当でしょう(という言い訳)。 - 教育費6.8万円(+1.8)
上の子の習い事を4月から増やしたことに加え、5月からは新たに見守りGPSをもたせるようにしました。これらの月額料金などが影響したことで、家計ベースラインを超過しました。進学に伴う教育費の増加はもともと想定しており、増加額が安定するまで様子を見ています。ただ、これらの費用は今後も継続的に発生するため、あからじめ見込んでおくように家計ベースラインを見直していくつもりです。 - 医療費0.0万円(-1.5)
5月は医者にかかることも薬を購入することもなく、健康的に過ごすことができました。なお、子どもたちの医療費は自治体の助成によって無料。特に下の子は保育園からすぐに病気をもらってくるため、頻繁に医者にお世話になっていますが、この費用がかからないのでとても助かっています。 - 特別支出10.7万円(+10.7)
妻が、遠方に住む友人の結婚式に参加したことによる旅費や飲食代です。新幹線や飛行機での移動に加え、昨今はホテル代も高騰しているため、ひとり旅であっても妥当な金額です。妻自身は大学時代の友人たちと再会でき、良いリフレッシュになったのではないでしょうか。 - 日用品費2.2万円(+0.2)、美容・被服費8.6万円(+0.1)、交通費0.9万円(-0.6)、水道・光熱費3.3万円(-0.7)、通信費1.1万円(+0.1)、保険料2.5万円(+0.5):合計-0.4万円
これらの費目は、家計ベースラインとの差はあるものの、金額は誤差といえる範囲。したがって、詳細な分析は省略します。生活の中での小さな変動はあるものの、大局的な傾向に影響するものではないと判断しています。
5月も家計ベースラインをそれなりに上回る結果となりました。ただし、4月とは異なり、特別支出による一時的な上振れが主因。これを除けば、ほぼベースラインと同等の家計に収まっていたことになります。
なお、4月も言及したとおり、教育費は概ね安定してきたのでそろそろベースラインを見直していきたいと思います。この結果も踏まえ、投信積み立てに充てる金額についても適宜調整し、バランスのとれた家計を維持していけるように工夫したいと思います。