つばめが映す自由帖

投資やポイ活、働き方の見直しを通じて、“よりよい暮らし方”を模索する日々の記録。

稼働7年目の日立ドラム式洗濯機が故障。給排水ができなくなりパナソニックNA-LX127Eに買い替え

本日の撮り。週末旅行で日光へ行ってきました。もちろんレンズはSIGMA 20-200mm F3.5-6.3 DG | Contemporaryの1本で勝負。結果、全然問題なし。特に寄れるのが非常に便利で、このようなテーブルフォトも下がることなく気軽に撮れます。さて、肝心の旅行は東照宮や中禅寺湖といった定番スポットには一切行かず(子どもたちが全く興味なし)、ホテルや駅周辺で過ごしました。とはいえ、食事や温泉を十分に満喫できたので、束の間の良いリフレッシュになったように思います。そして、帰宅後の大量の洗濯物の処理に、今回新調したNA-LX127Eが大いに活躍してくれました。乾燥時間短縮の効果は絶大です。

 

先日、6年半ほど使ってきた日立のドラム式洗濯機が故障。新たにパナソニックの「NA-LX127E」を迎えました。特に乾燥機能は技術的にも大きく進化しているようで、日立と比べても乾燥時間が大幅に短縮されました。一方、家計管理の観点では想定外に大きな出費が突然発生。ポイ活を駆使して可能な限りの圧縮を試みました。今回の記事では、日立の洗濯機で発生した不具合のほか、NA-LX127Eを選択した理由と価格低減策、そして実際に使い始めての所感をまとめておきます。

 

 

購入7年目の日立ドラム式洗濯機が不調に

我が家では、6年半ほど前に日立のドラム式洗濯機「BD-NX120C」を購入しました。それまでは縦型洗濯機を使っており乾燥は外干しでしたが、子どもが保育園に通うようになってからは不都合が生じるようになったためです。特に、汚れた服やお食事エプロンを夜に洗って部屋干ししても朝までに乾かず、生乾きの臭いが気になることがたびたび起きていました。

 

この解決のためにドラム式洗濯機を導入。これにより、洗濯から乾燥までがボタンひとつで完結し、しかも寝ているうちに済むようになりました。当時としても高い買い物ではあったものの、我が家のQOL向上に大きく寄与してくれました。

kaden.watch.impress.co.jp

 

ところが先日、突然「洗濯を開始しても水が出ない」状態に陥りました。当然、水栓は開けていましたが、チョロチョロと少しずつしか水が出ず、通常の水量には到底届かない。時間をかければ何とか洗濯できるものの、現実的な運用とはとてもいえません。

 

さらに数日後には、乾燥中に「排水異常エラー」が出て止まってしまうようになりました。念のためホースの詰まりなども確認しましたが、特に問題はなく、どうやら内部の制御系にトラブルが起きているようでした(あくまで素人判断ですが)。

 

思い返せば、半年前ほどから、ドアの開閉にも不具合が生じ始めていました。ロックがうまく外れず、何度かやり直さないと開かない。当時は爪の動きが物理的に悪くなってきたのかと勝手に判断していたものの、現状を踏まえて再考してみると、実は電子制御系の異常の表れ始めであり、故障の前兆だったのかもしれません。

 

日立の公式サイトで修理費用の目安を確認すると、すでに症状が出ている給排水の修理だけでも10万円程度かかることがわかります。

kadenfan.hitachi.co.jp

 

修理費が高額になることが見込まれるうえ、購入からすでに7年近くが経過していることもあり、「今修理しても、またすぐ別の箇所が壊れて結局高くつくかもしれない」と判断し、思い切って買い替えることにしました。

 

日立とは袂を分かち、パナソニックの最新機種「NA-LX127E」を選択

買い替えにあたっては、日立のほかにもパナソニックや東芝、シャープといったメーカーも候補に挙げられます。洗濯機は寿命が短い家電とはいえ、購入から7年足らずで買い替えとなったことを踏まえ、今回は日立を避けることにしました。

 

すでに故障してしまっている中だったため、時間をかけて比較できたわけではありませんが、YouTubeや口コミで「メンテナンスが容易」「電気代が安い」などと評価の高いパナソニックを筆頭候補に検討しました。とはいえ、パナソニックはスペックに合わせてか値段も高く、中位モデルにあたる「NA-LX125E」や「NA-LX127E」でも、実売価格は30万円~35万円です。他メーカーの同等モデルや型落ちモデルであれば25万円程度で購入できることを考えると、かなり強気な価格設定といえます。

news.kakaku.com

 

それでも、やはりドラム式洗濯機の最適解ともいわれるパナソニックの性能を体験してみたいという思いが勝り、結局は「NA-LX127E」を購入しました。下位モデルのNA-LX125Eと価格差が3万円程度ありますが、ヒートポンプの性能に秀でているため、乾燥時間の短縮と電気代の低減が期待できる点が決め手になりました*1 *2

 

ヤマダデンキ店頭での購入価格は約35万円。メーカー指定価格の商品となっているため、値引き交渉はできません。そのため、普段から力を入れているポイ活をここぞとばかりにフル活用して、実質27万円強に圧縮しました。内訳は以下の通りです。

  • ヤマダポイント:約70,000P
    ヤマダポイントは、定期的に開催されるヤマダNEOBANKのキャンペーンなどを活用することで、ヤマダデンキそのものを利用しなくても意外と多く積み上げることが可能です。以下に一例として、昨年末に開催されたキャンペーンを再掲します(現在は終了)。

    mitsuwallow.com

     

    このポイントも数年間にわたってコツコツと貯めてきたもので、来るべき新たなレンズの購入費用に充てるためにとっておいたものです。非常に残念ではありますが、涙を呑んですべて投入しました。

  • ヤマダHD株主優待券:500円×3=1,500円分
    僕の投資の主力は投資信託(先進国株式インデックス)である一方、株主優待を目当てに、少ないながらも個別株も保有しています。
    ヤマダHD(9831)もそのひとつ。洗濯機の金額に対してはわずかではあるものの、少しでも安くするために、手元に残っていた株主優待券をすべて使いました。

    www.yamada-holdings.jp

     

  • JQエポスゴールドの選べるポイントアップ:1.5%還元(約4,200P)
    普段の買い物では、三井住友ゴールドNLを起点にJAL Payなどを経由してチャージした楽天ペイが主力の決済手段です。しかし、今回のような高額決済ではチャージや支払いの利用限度額に到達することが多いため、素直にクレジットカードで決済することにしました。
    このような場合に役立つのがJQエポスゴールド。通常還元率は0.5%ですが、登録した指定の店舗(最大3つまで)では還元率が3倍の1.5%になります。通常のエポスゴールドカードは2倍(=還元率1.0%)に改悪されてしまいましたが、“JQ”ではまだ3倍が継続しているため、こういった場面では非常に助かります。

    mitsuwallow.com

  • 故障した日立BD-NX120Cの売却:4,000円
    これは当初は想定していなかったことですが、ヤマダデンキでは買い替え対象の古い洗濯機の買い取りを実施していました。故障しているものは対象外だと思いきや、「電源が入れば買い取り可能」とのことで、実際に4,000円で売却できました。
    本来であれば旧機器の処分のために家電リサイクル料金約5,000円がかかるところ、逆にお金をもらえたのは思いがけない幸運(?)でした。
    なお、電源が入れば必ず買い取ってくれるわけではなく、古すぎる機種などは対象外の場合もあるようなので、この点は注意が必要です。

 

洗濯機は我が家の家電の中でもかなり高額な部類に入ります。約35万円の店頭価格ではあったものの、ポイ活を駆使することで実質の出費は何とか27万円台前半にまで低減できました。正直なところ「手は尽くした」という自己満足に近い面もありますが、ここはもうやむを得ないところです。

 

使ってみて。乾燥時間が大幅に短くなり、夜のうちに畳めるように

NA-LX127Eを使い始めてまだ1週間ほどですが、ひとまず使用感をまとめておきます。最も期待していた乾燥時間の短縮については、申し分ありません。日立時代はおおむね3時間半~4時間ほどかかっていたところ、NA-LX127Eでは2時間半程度で完了するようになりました。


これにより、「夜、入浴後に洗濯&乾燥をセット → 翌朝、始業前までに畳む」という流れだったのが、最速で当日の夜のうちに畳みまで終えられるようになりました。朝は子どもたちの支度などでバタバタする一方、夜ならiPadでYouTubeやテレビを流しながら、リラックスタイムを兼ねて畳むこともできます。


正直なところ、寝ている間に乾燥を回すスタイルであれば、乾燥時間短縮の恩恵はそこまでではないと思っていました。ところが、実際には「朝の余裕が生まれる」という形で、想像以上の効果がありました。

mitsuwallow.com

 

また、乾燥時の運転音もかなり静かになりました。以前は、洗面・洗濯室のドアを閉めていないと会話もままならなかったほどですが、今はドアを閉めればほとんど気になりません。

 

一方で、乾燥の仕上がりそのものは特筆すべき差はなく、タオルのふんわり感やしわの少なさなどは、むしろ日立の方が若干上かなといった印象です。それでも、購入を後悔するほどではなく、総合的な満足度は高いものがあります。

乾燥時の電気代も減っているように見えますが、まだ稼働日数が少ないため、今後様子を見つつ、機会があれば比較してみたいと思います。

 

今回の買い替えは、家計目線では決して安い買い物ではありませんでしたが、乾燥時間の短縮と洗剤自動投入による“家事時短”を考えれば、十分に価値のある投資だったと感じています。

*1:話を聞いたヤマダデンキの店員さん曰く、NA-LX125Eはどっちつかずで中途半端なため、一番売れていないそうです(真偽の程はわかりませんが)

*2:僕はあまり気にかけませんでしたが、ヒートポンプ性能以外にも、温水洗濯機能の有無といった差もあります