本日の撮り。11月の家計簿は特別支出を除くと家計ベースライン比でかなり控えめに収まりましたが、一つの要因として遠出が少なかったことが挙げられます。CFP®資格審査試験があったこともあり、多くの週末を近所の公園や自宅で過ごしました。唯一といえる遠出は豊洲のがすてなーに(ガスの科学館)へ遊びに行ったこと。その帰り道、ふと振り返ったときの光に心が反応し、思わずシャッターを切った一枚です。冬は太陽が低くなるので、光の差し込み具合や陰影のでき具合から趣を得られることが増えるものです。ついつい、夕方を狙って散歩に行きたくなります。
先日の記事では家計ベースラインの見直しを行いました。では、直近2024年11月の家計(支出)の実績値はどのような結果だったのか。2024年も後一週間あまりとなり少々間が空いてしまいましたが、家計簿アプリをもとに振り返り、分析してみたいと思います。
- 家計(支出)の実績値は51.4万円。家計ベースラインを1.9万円超過するも特別支出の影響が大きい
- 費目ごとに分析。定常的な支出はベースラインよりかなり抑えられている。継続性があるか、今後の傾向は要観察
家計(支出)の実績値は51.4万円。家計ベースラインを1.9万円超過するも特別支出の影響が大きい
2024年11月の家計(支出)の実績値は以下の通り。日々の支出を家計簿アプリに入力するだけで自動で月次集計を作成してくれるので非常に簡便です。なお、数値は千円未満を切り上げて丸めています。
全体としては51.4万円。家計ベースライン49.5万円と比較して+1.9万円でした。この数値だけで評価すると「大きな特別支出があった割にはそれほどでもないな」という所感。家計ベースラインの記事でも触れたとおり、これを定めておくとわざわざ詳細な内容まで分析しなくても家計の健全度合いを感覚値ですぐ掴めるのでオススメです。
費目ごとに分析。定常的な支出はベースラインよりかなり抑えられている。継続性があるか、今後の傾向は要観察
さらに費目ごとでも確認してみます(カッコ内はベースライン比の差額。単位万円)。
- 食費8.1万円(-1.9):
あまり切り詰めたつもりもありませんが、休日の外食が少なめだったことが一つの要因だと思われます。デパートのレストラン街や回転寿司に行ったりすると、ランチであっても一撃で一万円近くの出費になるので、外食の多寡の影響は大きいものがあります。 - 美容・被服費5.3万円(-3.2):
詳細は伏せますが、主として妻の洋服や美容院、加えて化粧品類などの代金がこの費目の上下に大きく影響しています。僕はこれらの支出にそこまで口出しするつもりもないので、家計ベースラインの観点からこの傾向が続くのかどうかだけを注意してみていくつもりです。 - 水道・光熱費2.9万円(-1.1):
一年前と比較すると、秋が暖かかったことで電気・ガスともに使用量は減ったものの、政府の支援がなくなったことと容量拠出金が新設されていることで料金自体はちょっとプラスでした。家計ベースライン比でマイナスなのは11月は水道代の請求がない(二ヶ月に一度)ことによるものです。 - 教育費3.4万円(-1.6):
子どもたちの習い事と絵本、僕と妻の参考書や資格の受験料がこの費目の主な内訳。習い事はサブスク的に効いてきますが、その他は月によって上下があるものです。11月の読書はKindleのPrime Readingや図書館で済ませたため通常より少なかったように思います。 - 日用品費1.2万円(-0.8)、交通費2.0万円(+0.5)、趣味・娯楽費3.0万円(-0.5)、交際費0.9万円(+0.4)、医療費1.1万円(-0.4)、通信費1.3万円(+0.3)、保険料2.5万円(+0.5):合計±0.0万円
割合でみると増減が激しい費目もありますが、絶対値ベースでは誤差なので今回は詳細な分析は省略します。また、ここに挙げていない住居費も、内訳は住宅ローン返済と固定資産税(月ごとに按分して計上)であり増減はありません。 - 特別支出9.7万円(+9.7)
リビングで使う家具として、リラックスできる大型の椅子を一脚購入しました。これがなければベースライン比でかなり下回っていたのでなんとも言えない部分はありますが、その対価の分、リラクゼーションアイテムとして活躍してもらいましょう。
費目ごとにみると特別支出の影響が大きいものの、平常的な支出としては家計ベースラインよりかなり抑えられており、いい傾向であったといえると思います。ただ、費目ごとの分析でも言及したとおり、たまたま結果的に11月が低かっただけの可能性もあるため、今後も月次で家計簿の分析を行うことで傾向をみていきたいと思います。