
本日の撮り。少々足を伸ばした大きめの公園。高木が多くやや鬱蒼とした雰囲気の中に子ども向けの遊具が並ぶ遊び場がありました。一部の遊具は若干朽ち気味の箇所があり、公園そのものの雰囲気とも相まって多少の不気味さも感じました。ただ、子どもはそんなことは気にならないようで、いつもとは違う遊具で色々な遊びを試しているようでした。森林浴やハイキングでは森の放つ不気味さなどは感じないもの。遊具があるだけで感じ方が変わるというのも不思議です。
ブログのメインテーマは自由の探求。当面は資産運用やお得情報の活用により経済的に自立し、何かと束縛の多い会社員から卒業することを目指して日々を綴っています。これに加えて織り込んでいるのが写真(撮り)の要素。あくまで趣味の発信とはいえ、僕個人の中では人生を形作る重要な位置にある要素です。今回は、非写真がメインテーマブログにおいて写真をどう掲載していくかについて、InstagramやXといったSNSとの使い分けも含め、僕なりに今の考えをまとめてみたいと思います。
- ブログはじっくり。SNSは瞬間的なインパクトが基本
- 縦・横写真のいずれを載せるか。技術的な問題も意識したい
- ブログには情景が感じられる写真を掲載したい。アイキャッチとしても活用
- 写真をキーにブログとInstagramをリンクさせるべきか
- 最も重要なのはそもそも撮ること
ブログはじっくり。SNSは瞬間的なインパクトが基本
まず、写真に限らず全般的にいえる話も踏まえて、ブログとSNSの特徴を僕の理解で簡潔に整理します。
- ブログ
- 写真そのもののほか、文章も含めてじっくり見る・読むことができる。したがって、写真に込めた思いや撮影場所、カメラ設定、撮影方法などのバックグラウンドにも触れたい場合に適している
- ストック型コンテンツであり、過去を振り返ることが容易である
- SNS
- 写真が中心であり、目に入った瞬時にその内容や印象を判断する。したがって、観光写真などいわゆる“映え”を意識したキャッチーな写真を載せたい場合に適している
- フロー型コンテンツであり、瞬間的な爆発力(バズり)がある
これらの特徴を踏まえると、写真とともに何らかの意図をもった文章も併記したい場合はブログの方が適している一方、写真そのもののインパクトで訴えたい場合にはSNSの方が適している、とまとめられそうです。
なお、Instagramはプロフィール欄で過去の写真をギャラリーのように並べて見られるため、SNSでありながらブログの特徴であるストック型の要素も兼ね備えています。とはいえ、キャプションまではほとんど読まれないので(僕自身もそうです。わざわざ長文を書いている方には失礼な話ですが…)、やはり基本的には写真から瞬間的なインパクトが得られる場合に適していると感じます。
縦・横写真のいずれを載せるか。技術的な問題も意識したい
技術的な問題として、ブログは縦写真だと画面を占有しすぎて見づらく、逆にInstagramは横写真だと小さすぎて見づらいということも挙げられます。
僕も過去何度か“本日の撮り”に縦写真を採用しました。縦写真は画面占有率が高くなりすぎてしまい、僕のブログはあくまで文章がメインであるのに、写真が目立ちすぎな印象を受けています。以下の記事は一例で、特にスマホで閲覧した際は画面全体が写真で埋まってしまいます。写真自体は気に入っているものの、記事タイトルを見て来ていただいている方にも失礼ではないかと感じます。
少々調べてみたところ、はてな編集部さんのブログでもまさに同様のことに言及されていました。
一方で、写真がメインコンテンツとなるInstagramはブログの逆で、横写真では画面占有率が低すぎるためインパクトに欠けてしまいます。このことから、今後は「横写真はブログ、縦写真はInstagram」を使い分けの基本方針にしようと思います。
今までは、Instagramへの投稿を意識してあえて縦位置で撮ることもありました。しかし、ブログへの写真掲載を始めたことで、この点はあまり意識しなくても良くなりそうです。心が感じたままに、縦位置も横位置も満遍なく撮っていきたいものです。
ブログには情景が感じられる写真を掲載したい。アイキャッチとしても活用
どのような写真をブログの掲載対象とするか。僕の撮影は近所の散歩やちょっとしたお出かけのついでがほとんどであり、旅行のほか、いわゆる映えスポットに出向く機会も多くはありません。ただ、そんな何気ない生活の中で撮った写真からも人生の足跡のようなものが得られるので、感じた思いとともにストックとして残していきたいと考えています。
したがって、ブログとSNSの特徴も踏まえると、一見ナンテコトノナイものでも「情景を文章とともに残したい横写真はブログ、たまの旅行における観光写真など映えそうな縦写真はInstagram」という使い分けが僕の基本的な方針になりそうです。
なお、非写真ブログなので、記事の中でカメラ設定や撮影ロケーションに触れる予定は今のところありません。掲載する写真はメインコンテンツではなく、あくまでアイキャッチとしての位置付け。そのため、できるだけ本文と関連性のある写真にしたいところです。といいつつも、直近の記事に採用したサザンカの写真は、文章も含めて記事本文とはまったく関係がありませんでした。
文字だらけの本文はできるだけ避けたいとは思いつつ、かといって生成AIで作成したイラストをアイキャッチにすると味気ない記事になってしまいます。状況次第では、本文とは独立した“本日の撮り”を掲載することをもやむを得ないと考えています。
写真をキーにブログとInstagramをリンクさせるべきか
写真の掲載先をブログとInstagramで使い分けるとして、お互いをリンク、つまりアカウント名やアイコンを統一し、運営者が同じであることを明示するかという点も考えておきます。僕の場合、Xとブログは明確に使い分けができる*1ため、すでにリンクさせて運用しています。
対してInstagramはその特性を踏まえるとなかなかリンクさせるのが難しい。Instagramでの発信コンセプトにも影響を与える可能性があるので、Instagramとブログをリンクさせるかどうかは、少々時間をかけて検討したいと思います。
最も重要なのはそもそも撮ること
長々と書いてきて元も子もないですが、そもそも撮ってなければブログにもInstagramにも投稿するだけの写真が集まりません。やはり最重要なのは「撮ること」であり、難しいことは意識せずに、とにかく何かを感じたら撮る。これに尽きるのだろうと改めて思っています。
【2025.10追記】
この記事でまとめた僕にとっての「写真の位置づけ」を少しずつ形にするため、“撮りログ”を始めてみました。
*1:Xはちょっとしたお得情報やブログ更新の発信、ブログはじっくり調査・検討した結果を文章としてまとめる場としてそれぞれを使い分けています