本日の撮り。僕は日常の散歩などでカメラを持ち出すようにしており、出会った景色を写真に収めたうえ、大げさにいうと人生の足跡を示す意図も持ってブログに”本日の撮り”として掲載しています。今回の記事のテーマはLightroom。それまではjpeg撮って出ししか扱ったことのなかった僕にとって、Lightroomを通じてRAW現像の楽しさを知ったことは大きな転機でした。これによって撮る頻度も写真から得られるインスピレーションも高まり、結果としてQOLそのものの向上に繋がったと感じています。
撮った写真は思い描いた通りの画に近づけるため、RAW現像ソフトで編集しています。使用しているのは定番のAdobe Lightroom Classic。僕にとってはなくてはならないサブスクの一つですが、最もお得なプランであるフォトプラン(20GB)が提供終了となるとともに既存ユーザーも値上げとなる旨、Adobeから発表がありました。価格改定は2025年1月15日からとなっており全く余裕がないので、この週末にさっさと対応を済ませておこうとしましたが・・・
フォトプランの変更概要。20GBの新規提供を終了。既存ユーザーは加入を維持できるものの値上げ
Lightroom Classicを使用するためにはAdobeの提供するサブスクへの加入が必要です。その詳細はこの記事では省略しますが、最も安く済ませられるのが「Adobe Creative Cloud フォトプラン(20GB)」です。僕もこのプランに加入しており、記事執筆時点での価格は1,180円/月となっています。
これでも昨今のインフレや円安を受けてか若干値上がりしており、つい先月までは1,078円/月でした。外資系企業ながら相当の期間に亘って旧価格を維持していたことに加え、値上がり幅も約100円だったため良心的な企業だと感心したものです。ところが、年明け早々の2025年1月6日、フォトプラン(20GB)の新規提供終了と既存ユーザー向けの値上げが発表されました。概要は以下の通り。
- 2025年1月15日をもってフォトプラン(20GB)の新規提供を終了
- フォトプラン(20GB)の既存ユーザーは継続加入可能
- 既存ユーザー向けの価格は1,780円/月となり約51%の値上げ。ただし、年払いの場合は14,080円/年(月あたり約1,173円)から変更なし
- 既存ユーザー向け新価格の適用は2025年1月15 日以降の次回更新日から
値上げ対象は既存ユーザーの月々払いのみ。これも年払いに変更することで実質的に現在の価格で使用し続けることが可能です。ただし、1月6日に公式発表、適用は最速15日のため、わずか10日ほどしか猶予がありません。また、同日をもって新規提供が終了となるため、以降は割高なフォトプラン(1TB)など別プランから選択するしかなくなります。代替策がないため、今後の新規ユーザー目線では完全な改悪です。
なお、記事執筆時点でこれらの改定を知らせるメールなどは僕のもとには届いておらず、あくまでAdobeのホームページ上での発表のみ。Xやニュース記事を見ていなければ気づけませんでした。これらの点は外資系企業ならではのドライさを示すものなのでしょうか。
対応策。既存ユーザーの最適解は年額払いに変更することだが…
さてどう対応するか。変更点はいくつかあるものの、僕はフォトプラン(20GB)の既存ユーザーであり、Lightroom Classicはその便利さから乗り換えも特に検討していません。このため、結論は至ってシンプル。月々払いから年払いに変更することで、現状の価格を維持することの一択です。
具体的な手続きの手順は、Adobeのホームページに公開されているよくある質問、この中の「フォトプラン(20 GB)を年間プラン(月々払い)から年間プラン(一括払い)に変更するにはどうすればよいですか?」に掲載されています。
これに沿ってアドビアカウントページからプラン管理を選択し、年払いに変更すれば完了、と思ったら、あれ?ボタンが表示されないぞ・・・
調べてみると、このパターンに嵌まった場合はオペレーターに繋いで対処して貰う必要があるようです。ところが、Adobeのオペレーターは平日9:30-18:00のみ営業というホワイトぶり。
仕方がないので、期限ギリギリになってしまうことに一抹の不安がありますが、週明け14日に再チャレンジしてみようと思います。この記事もAdobeへの問い合わせ結果を受けて更新します。
【追記】
既存の契約が変更できないのであれば、月々払いを一旦解約して年払いで再加入すればよいのでは?と思いつきましたが、「早期解約料が発生するぞ!」と警告されてしまいました。
月額1,180円なのに早期解約料が6,492円とはどういう理屈だろうと思いましたが、正確には「”年間プラン(月々払い)”なので契約自体は年単位であり支払いが月々なだけ。したがって途中解約すると早期解約料がかかる」というロジックのようです。
ということで残念ながら状況は変わらず。やはり14日にAdobeのオペレーターに問合せるしかなさそうです。
【追記】
Adobeのオペレーター(チャットサポート)に問合せることで、無事に早期解約金の発生もなく年払いプランに変更できました。