
本日の撮り。先日、Instagramに投稿した写真とほぼ同じ時間帯の横位置バージョン。降園路の途中に頻繁に立ち寄る場所で、必然的に写真の数も多くなっています。それでも、季節や時間、その時々によって焼けたりマジックアワーだったり、或いは特に何もなかったり、様々姿を見せてくれるのがまた魅力的です。暑くなるまでの期間限定なのが少々寂しいところではありますが。
電車やバスを利用する際は、Suicaをはじめとする交通系ICの利用が半ば常識でしたが、近ごろ急速に広がりつつあるのがクレジットカードのタッチ決済による乗車です。これは、交通事業者側のシステムコストの観点や、インバウンド需要への対応における優位性が追い風になってのことだと思われます。僕の住まう東京でも、JRを除く主要な交通機関では、いつの間にかほぼ利用可能な水準にまで普及しています。そんな中、三井住友カードが「クレジットカードのタッチ決済乗車で最大8%還元」となる常設施策を開始します。我が家は車を持たず、移動には日常的に公共交通機関を利用しているため、この施策はぜひ積極的に活用していきたいところです。
スマホのタッチ決済乗車で最大8%還元。条件や還元上限を整理
まずは、今回の三井住友カードの施策を整理しておきます。内容自体は至ってシンプルで、スマートフォンのタッチ決済で電車やバスに乗車するだけで、最大8%のVポイントが付与されるというものです。エントリーなどの手続きは不要で、通勤やレジャーといった、日常の移動にかかる交通費がそのまま高還元になる、非常に魅力的な施策です。
嬉しいのは、これが特に期間の定めのない常設キャンペーンであること。三井住友カードは、従来より特定の店舗で最大20%の還元が得られるVポイントアッププログラムを常設していますが、今回のタッチ決済乗車も近しい位置づけとなっているようです。
還元率は利用するカードによって異なり、“最大”である8%還元が得られるのはOliveフレキシブルペイのクレジットモード利用時のみとなります*1。例えば、僕の以前のメインカードである三井住友ゴールド(NL)などの場合は、7%還元に留まります*2。三井住友カードは、最近はOliveを優遇する制度設計となっていることが多いため、この差も想定内といったところです。

なお、この施策によるポイント還元には上限が設定されており、月間の付与ポイントはカードごとに1,000ポイントまでとなっています。カード種別にもよりますが、おおむね月12,000円〜14,000円程度の利用で上限に到達する計算です。乗車頻度が高かったり、移動距離が長いなどの理由から、上限に達する見込みがある場合には、複数のカードを使い分けるといった対応が求められます。
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対象路線は、例えば東京都内であれば東京メトロや東急、京王、小田急など、主要な私鉄・地下鉄の多くがカバーされています。Suicaによる囲い込みを維持したいであろう、JR東日本は無論対象外。ただ、僕の場合はJRを利用する機会がほとんどないため、この影響は限定的で、むしろ素直に恩恵を受けやすい条件にあります。
総じて、日常的に私鉄や地下鉄を利用している人にとっては、非常に相性が良く実用性も高い施策といえそうです。ただし、タッチ決済での乗車に対応した改札機はまだまだ普及の途中で台数が多くはありません。通勤ラッシュ時などにも詰まることなくスムーズに利用できるかどうかは少々懐疑的で、今後の改札機の増設に期待したいところです。
ちなみに、タッチ決済による乗車は、運賃が紙の切符と同額であるため、交通系ICと比較するとわずかに割高です。ただし、その差はせいぜい数%程度で、今回の施策の還元率が最大8%であることを考慮すると、トータルではタッチ決済乗車を活用したほうが有利といえそうです。
運用は複雑になるが、Oliveの活用により還元率の最大化を図る
この施策を最大限活用するには、還元率が8%となるOliveフレキシブルペイの「クレジットモード」での利用が前提になります。しかし、僕は楽天ペイをメインの決済手段としている一方、コード決済が利用できない店舗ではVポイントPayを次点として活用しています。特に、物理カード決済限定の店舗での利用に備えて、これまでOliveはVポイントPay残高からの支払いとなる、「ポイント払いモード」を設定していました。

この状況で今回の施策への対応を優先する場合、Oliveはクレジットモードに切り替える必要があります。そこで、VポイントPayはOliveからは切り離し、VポイントPayアプリからGoogleウォレットに登録することで、Oliveと使い分ける運用に変更することにしました。
具体的には、以下のとおり「Oliveクレジットモードを軸にしつつ、必要に応じてVポイントPayやモード切替で補完する」という3段構えとなります。
- タッチ決済のメインはOliveクレジットモード。公共交通機関での利用や、Vポイントアッププログラムの対象店舗での支払いを集約
- VポイントPayはサブ。街のお店でタッチ決済を利用したい場面では、都度Googleウォレット上でメインカードを切り替えて対応
- リアルカード決済が必要な場面では、Oliveを一時的にポイント払いモードに切り替える

特にモードの切り替えは正直なところ煩雑ですが、リアルカード決済が求められる場面はかなり限定的であるため、実運用への影響は大きくないと見込んでいます。手間ではあるものの、それ以上に今回の高還元の恩恵を受けるメリットのほうが大きいと判断しました。
加えて、この運用によってOliveの利用額が積み上がり、年間10万円を超えてくれば、SBI証券でのクレカ積立における還元率0.75%も得られます。僕の生活スタイルでは、Vポイントアッププログラムの対象店舗だけでの達成は困難であったため、交通費も含めることで到達できるのかどうかを見極めたいと思います。
“10万円修行”という観点でも、今回の施策は活用していきたいところです。ただし、ポイントや修行のために無駄に電車に乗っては本末転倒なので、あくまで日常の移動におけるお得の最適化として、無理のない範囲で利用していくつもりです。