つばめが映す自由帖

投資を通じた資産形成や働き方の変遷の中で、 “よりよい暮らし方”を探る日々の記録。

2025年の家計簿を年間で総括。思ったよりも普通に収まった一年

本日の撮り。“壁”に沿って花壇や植え込み、或いは雑草を見かけることも多く、目にかけたときにふと写真に収める機会もあります。明らかな人工物である壁の無機質さや都会的な気配が自然物とコントラストを成していて、背景としてちょうどよく収まることがあるためです。この写真も、壁を背景に、雑然としている植え込みから“ひょい”と頭を出す石蕗が何やら可愛らしかったので収めた一枚です。今後も時折“壁”が登場してくることになると思います。

 

僕は月初に前月分の家計簿実績を振り返り、支出内容の分析をしています。「分析」というと大層なことのように聞こえますが、やっていることは、あらかじめ定めた基本生活費(僕は“家計ベースライン”と呼んでいます)と比較し、費目ごとの多寡を確認しているだけです。特にベースラインを上回った費目については、「なぜ増えたのか」「一過性のものなのか」を点検する、というイメージです。このブログでも毎月、家計簿実績を公開してきましたが、前回で2025年分がすべて出揃いました。そこで今回は年次の総括として、月次の積み重ねを年間合計値という少しマクロな視点で眺めてみます。細かな費目分析は控えめに、全体感と月ごとの動きをグラフで振り返ってみようと思います。

 

 

総括の前提は家計ベースラインと月次の家計簿実績

今回の総括の前提になるのが「家計ベースライン(=基本生活費)」です。これは、毎月の平均的な支出をもとに設定しており、支出の実績値と比較することで、直近の支出トレンドや家計の健全性のチェックに活用しています。

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僕は毎月月初に、この「家計ベースライン」と前月の支出の実績を比較することをルーチン化しています。全体的な支出のほか、食費、日用品費といった費目ごとに家計ベースラインとの比較をおこない、家計の状況や今後の変化の兆し、何かしらのテコ入れの要否などを分析しています。そして、その詳細な記録はこのブログでも毎月公開しています。

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2025年の総支出は約680万円。意外にも程よい具合で収まった?

家計簿実績をもとに集計した、2025年の総支出は以下のとおりとなりました。日々の支出は家計簿アプリに記録しており、アプリが自動で集計した月次データを、1月から12月まで単純に合算したものです。なお、各数値は1,000円未満を切り上げ、端数を丸めています。

 

年間の合計支出は682.9万円でした。月平均に直すと約56.9万円となり、家計ベースラインである48.3万円と比べ、結果的にはややオーバーの水準となってしまいました。

 

ただし、費目ごとの内訳を見ると、特別支出が87.1万円となっており、ベースラインを上回った分の大半はこれが占めていることがわかります。特別支出はもともと家計ベースラインに含めず、外枠で考えるようにしています。このため、オーバー要因の多くを特別支出で説明できるということは、家計ベースラインをある程度の精度で定められていることの証左ともいえそうです。

 

一方で、個人的に少々意外だったのは食費です。年間合計は120万円と、家計ベースライン(月10万円)とピッタリ一致しました。食費は月ごとのブレが比較的大きい費目でもあり、正直なところ一致するとはまったく想定していませんでした。偶然ではあるものの、まさに“ピタリ賞”といったところです。

 

また、特別支出の内訳まで踏み込んでみると、旅行・帰省(2025年は合計4回行っており、我が家としてはやや多めでした)と家電購入が大半を占めていました。家電購入については、ドラム式洗濯機の故障による新調が主な要因です。

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ドラム式洗濯機は家電の中でも比較的高額な部類に入りますが、今後も家電の購入や買い替えは定期的に発生すると見込まれます。加えて、旅行や帰省の頻度も考えると、家計ベースラインとは切り離しつつも、毎年30〜50万円程度の特別支出はあらかじめ見込んでおくのが現実的だといえそうです。

 

月ごとの変遷も振り返ってみる

月ごとの支出を示した折れ線グラフは以下のとおりです。これをもとに、2025年の家計がどのように推移していたのかを、月単位で簡単に振り返ってみます。

 

家計ベースラインである48.3万円を大きく(概ね15万円以上)上回ったのは、1月、4月、8月、10月の4度ありました。それぞれの月において、支出が膨らんだ背景も簡単に整理しておきます。

 

1月は、旅行と家電の買い替えによる特別支出が主な要因でした。年始で何かと入り用なところでしたが、リフレッシュのための家族旅行を計画したことに加え、偶然にも炊飯器の故障が重なりました。

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4月は、子どもの小学校進学に伴う教育費や、進学祝いを兼ねたレジャー費用が発生しました。さまざまな学校用品の準備など、新生活に関連した出費が中心でした。

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8月は、妻の実家への帰省にかかる交通費や、子どもの習いごとの夏期講習といった、夏休み特有のイベントによる支出が増えた月でした。

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10月は、趣味・娯楽費と特別支出が重なった月でした。前者は僕が新しいレンズを購入したこと、後者はドラム式洗濯機の新調と家族旅行によるものでした。

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こうして列挙してみると、2025年は概ね3か月おきに旅行や家電購入といった比較的大きな支出が発生していた年だったことがわかります。一方で、特別支出を除いた定常的な支出は、特に年の後半では比較的落ち着きつつあることも見て取れます。

 

なお、上記以外に5月と9月も旅行による特別支出はありましたが、9月についてはこれらを含めても家計ベースライン内に収めることができていました。定常的な支出では無理のない範囲で節約を意識しつつ、旅行のような特別なイベントにはある程度のお金をかけるといった、メリハリのある家計運用を今後も続けていきたいところです。