つばめが映す自由帖

投資やポイ活、働き方の見直しを通じて、“よりよい暮らし方”を模索する日々の記録。

2025年前半の家計簿実績をもとに、家計ベースライン(基本生活費)を見直す

本日の撮り。何やら良くわからない車窓ですが、何かを感じたひとコマ。ホームには電車を待つ人が多くいる一方、自身の乗る社内は閑散としている。そんなコントラストが気にかかったのかもしれません。なお、実は子どもが撮ったものです。カメラに興味が湧く瞬間があるのか、稀にカメラを渡しています。殆どの写真は(良く言えば)抽象的すぎて意図がわかりませんが、これだけはスクロールの手を止めさせる何かがありました。

 

FIREの実現に向けては、一般的なファイナンシャル・プランニングと同様、毎月の支出がどの程度であるかを把握することが欠かせません。FP(ファイナンシャル・プランナー)はこれを基本生活費と呼んだりしますが、僕は「家計ベースライン」という言葉に置き換えて使っています。この「家計ベースライン」は我が家の平均的な支出状況を把握するための基準として活用しており、年に1回、年間支出の総括とあわせて見直すのが基本ルールです。ただし、毎月の家計簿の実績も考慮するようにしており、2025年は子どもの小学校進学もあって、家計ベースラインとの乖離が散見されていることから、年の前半を過ぎたこのタイミングで臨時の見直しを行うことにしました。

 

 

家計ベースライン(基本生活費)の目的と2024年末版の振り返り

まずは、家計ベースライン(基本生活費)の位置づけと目的を簡単に振り返っておきます。家計ベースラインとは、毎月の平均的な支出額を、食費や住居費といった費目ごとに整理した指標です。

 

僕にとっては、長期的な資産形成・取り崩しのシミュレーションに用いる「ライフプラン上の前提値」であると同時に、日々の家計管理において、使いすぎに気づくための「感覚的な基準」としても活用しています。

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上記の記事で整理した2024年末時点の具体的な家計ベースライン(基本生活費)は以下のとおりで、毎月49.5万円を我が家(夫婦+子供2人)の平均的な支出として定めました。

 

毎月の家計簿の実績はこれを基準に分析し、乖離が大きい費目については、理由や今後の見通しを点検するようにしています。しかし、特に2024年4月以降は、子どもの小学校進学などの環境変化もあったため、支出の傾向に家計ベースラインとのズレが生じてきています。そこで、ここ半年程度の家計簿の実績をもとに、家計ベースラインの見直しを行うことにしました。

 

2025年前半の振り返りと見直しのポイント

家計ベースラインを見直すにあたり、2024年12月に定めた現行の家計ベースラインに対して、2025年1月から6月までの家計簿の実績と比較して、どの程度の差異があるかを確認します。

 

次に示す表では、費目ごとに以下の項目を整理しています。(単位:万円)。

  • 現行の家計ベースライン(2024年12月時点)

  • 直近半年(2025年1月〜6月)の家計簿の最大値・最小値・平均値

  • 平均値と家計ベースラインの差額

 

このように整理してみると、合計額の平均としては家計ベースラインから大きく乖離はしてないことがわかります。毎月の家計簿分析を通じて、教育費の増加などにより全体的な支出も家計ベースラインを上回っている印象を持っていたため、この結果は意外でした。

 

一方で、費目単位では数万円単位での乖離が生じている項目もあります。合計額に大きな差異がなくとも、月次の家計簿分析において毎回この点に言及するのもやや煩雑です。これらを踏まえ、各費目ごとに家計ベースラインの見直し要否を検討しました。

 

我が家の家計ベースライン(2025年6月版)

ここまで見てきた直近半年の家計簿実績をもとに、各費目ごとの支出傾向を分析し、家計ベースラインの見直しを行いました。その結果を踏まえた、2025年6月版の家計ベースライン(基本生活費)は以下のとおりです。

 

現行の家計ベースラインが49.5万円であったのに対して、見直し後は48.3万円。若干ではあるものの、下方修正をおこなうことになりました。

 

次に、費目ごとの具体的な増減額とその背景を簡単に整理します(単位:万円)。

  • 食費:10.0万円(±0.0)
    変更なし。実績値と現行の家計ベースラインの間に顕著な乖離は見られなかったため、据え置きとしました。

  • 日用品費:1.7万円(-0.3)
    一部の月で、上の子の小学校入学準備による支出が膨らんだことで平均値が押し上げられましたが、これは特異な月と判断。その他の月の傾向を踏まえ、若干下方修正することにしました。

  • 美容・被服費:7.0万円(-1.5)
    妻の洋服や美容院、化粧品類が主な構成要素で、僕は詳細までは気にかけないようにしています。月による変動が大きく、これはアクセサリーや服などのピンポイントな支出が影響していると想定しています。平均値をベースにしつつ、今後は出費がやや落ち着く(?)ことも見込み、下方修正しました。

  • 交通費:1.0万円(-0.5)
    平均値をベースに下方修正。平均値には遠方へのレジャーに伴う一時的な支出増も含まれているため、この点を踏まえても下方修正に問題はないと判断しています。

  • 趣味・娯楽費:2.5万円(-1.0)
    交通費と同様、レジャー支出の影響を含めても平均値が家計ベースラインに対して下振れしているため、平均値をベースに下方修正しました。

  • 交際費:0.5万円(±0.0)
    変更なし。友人の結婚式や会社の懇親会などにより、家計ベースラインを上回る月があったものの、一時的なものと判断しています(懇親会の頻度はできるだけ抑えておきたいという考えもあります)。

  • 医療費:1.0万円(-0.5)
    支出なしの月も多く、通期で見れば安定的に少額で推移しています。平均値を参考にやや下方修正しました。この費目に対する支出を抑えることが、健康維持のモチベーションにもつながればと考えています。

  • 住居費:10.0万円(±0.0)

    住宅ローン返済と固定資産税が主の費目で、大きく変動がないため変更はしていません。

  • 水道・光熱費:4.0万円(±0.0)
    昨今の値上げにより増加傾向にあるものの、季節変動が大きく、年単位での傾向を見極める必要があると判断しました。今回は変更せず、年末の見直しタイミングで再検討予定です。

  • 通信費:1.1万円(+0.1)
    最近の実績は1.1万円程度で安定しているため、これに合わせてやや上方修正しました。

  • 教育費:7.5万円(+2.5)
    上の子の小学校進学により習い事や学校関連の費用が増加しており、今後も継続的な支出が見込まれます。このため、平均値をベースに上方修正しました。なお、最大値は一時的な用品購入が要因と考え、特異値として扱っています。

  • 保険料:2.0万円(±0.0)
    契約内容に変動がなく、支払いも月々の定額。月によって多少の変動があるのは家計簿の締め日の関係と考えられるため、変更はしません。

 

見直しの結果、2024年12月版からの大幅な変化はありませんでしたが、教育費などの一部の費目では、家族のライフステージの変化が反映される結果となりました。

 

家計ベースラインは、一度定めたら終わりではなく、生活の変化に応じて柔軟に見直していくことが大切だとあらためて感じています。今後もポイ活などの工夫を取り入れながら、我が家なりの「無理なく続けられる家計」を模索していきたいと思います。

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