auPAYカードによる投信積立の改悪が発表されてから5日。改悪を受け検討した結果、僕は積立をやめることに決めたので、忘れないうちに積立解除の手続きを行っておきました。今回の記事ではauPAYカードによる投信積立の改悪の続編として、積立設定の解除とこれに関連して実施する手続きを整理します。
- おさらい:auPAYカードによる投信積立の改悪
- 12月決済分の積立設定の解除は12/5(木)が期限。忘れないうちに実施
- 積立設定解除に伴っての手続き①:auじぶん銀行への引き落とし代金入金を解除
- 積立設定解除に伴っての手続き②:auカブコム証券の投信をSBI証券に移管
おさらい:auPAYカードによる投信積立の改悪
auPAYカードによる投信積立の還元率は登場以来変わらず1%でしたが、2024年12月の決済分からノーマルカードは0.5%に改悪されることになりました。これは、先日当ブログの記事でも採りあげたとおりです。
記事中でも触れたように、僕は還元率0.5%では積立を継続する気にはなれないため、これを機にauPAYカードによる投信積立はやめることにしました。
12月決済分の積立設定の解除は12/5(木)が期限。忘れないうちに実施
これも先日の記事の繰り返しとなりますが、今回の改悪における一番の注意事項は適用までの猶予期間が非常に短いこと。改悪発表は11/26(火)、適用は12/6(金)の決済分からということでわずか10日しかありません。しかも、積立設定を解除する場合の期限は決済前日の12/5(木)。記事執筆時点であと3日です。
平日は仕事でバタバタしているうちにすっかり手続きを忘れてしまうことも容易に想像できるため、土日のうちに積立設定を解除しておきました。
2022年5月から2年半あまり続けてきたauPAYカードによる投信積立も今月約定分で最後ということになります。今までありがとうございました。
積立設定解除に伴っての手続き①:auじぶん銀行への引き落とし代金入金を解除
さて、僕の場合、投信の積立設定を解除すると関連して必要になるその他の手続きもあります。一つ目は、auPAYカードの引き落としが発生しなくなることに伴うものです。
僕はauPAYカードの引き落とし口座としてauじぶん銀行を指定しています(auじぶん銀行の普通預金金利を上げるため。ただし、この特典も最早僕にとっては大した意味を持たなくなっていることも先日の記事で触れたとおりです)。しかし、その他クレジットカードなどの引き落としや給与振込口座としては楽天銀行を使用しているほか、大半の無リスク資産は現金ではなく個人向け国債で持っています。
このため通常時、auじぶん銀行に置いてある現金はほぼゼロ。したがって、auPAYカードの引き落とし用に毎月現金を入金する必要があり、このための仕組みとしてauじぶん銀行が提供する定額自動入金機能を用いていました。
しかし、今回の積立設定解除に伴いauPAYカードの引き落としも発生しなくなるためauじぶん銀行への入金も不要に。芋づる式に定額自動入金の設定も解約しました。
積立設定解除に伴っての手続き②:auカブコム証券の投信をSBI証券に移管
二つ目は、auPAYカードによる投信積立で積み上げ、auカブコム証券に持っている投信の扱いに関する手続きです。僕は以下三点の理由から、すべてSBI証券に移管することにします。
- auカブコム証券はauPAYカードによる投信積立以外では利用しておらず、NISA口座残高や国内外の個別株も持っていないため
- auカブコム証券と比較して、SBI証券のほうが投信保有ポイントが多くもらえるため
※僕が積み立てていた「たわらノーロード 先進国株式」の投信保有ポイント(年率)はauカブコム証券は0.005%、SBI証券は0.05%です。投信保有ポイント自体の絶対値はわずかとはいえ、比較すると10倍違うことになります。 - auカブコム証券からの投信移管に係る出庫手数料(一銘柄あたり5,500円)はSBI証券の常設キャンペーン「投信お引越しプログラム」により全額キャッシュバックされるため
投信の移管方法は証券会社により手続き方法が異なりますが、auカブコム証券の場合はWEBから移管に係る申請書類を取り寄せ、その後自宅に郵送される書類を返送することになります。書類を取り寄せる際、移管先証券会社の情報や移管対象投信の名称・口数をWEBで入力することで、取り寄せた書類への改めての記入は不要となる仕組みです。
具体的には、ログイン後「設定・申込」→「各種手続書類」→「当社から他社へ投資信託を移管したい(特定→特定)」を選択し、後は画面に従って各種項目を入力することで手続きが可能です。
ただし、「当社で書類を受領してから移管完了までの間、移管銘柄のお取引はお控えください。お取引により数量変更等となった場合は、移管手続きができないもしくは手続きが遅れる原因となりますのでご注意ください。」との注意書きがあることから、念のために実際の書類請求は2024年12月分の投信積立結果が口数に反映されてから行うことにします。
したがって、2024年12月中旬以降、「投信移管の書類請求→郵送書類受領→書類返送→出庫手数料入金→投信移管→SBI証券のキャンペーンに応募(書類送付)→キャッシュバック」を経て、ようやく移管手続き完了となります。この一連の手続きには恐らく数ヶ月を要することになると思うので、状況はブログではなくXで発信していこうと思います。